【インプレ】トランスセンデンス ミストラルXX

私が愛してやまないパックロッドメーカー

トランスセンデンス

究極のバーサタイルロッドである、レイトブルーミング(通称 レイブル)のスピニングverがMISTRAL-XX

ミディアムライト〜ミディアムヘビーまでを1本でこなせる優れもの。

3000番リールでミドルゲームをこなし、SW6000番リールでビックゲームをこなす。

7パターンに可変するレングスのおかげで、ターゲットを選ばず様々な釣りに一本でチャレンジできます。

私が愛してやまないトランスセンデンス ミストラルについて解説します。

トランスセンデンスとは?

会社の説明はHPを見てもらうのが1番なので簡単に説明しますが、トランスセンデンスはパックロッドのメーカーです。

パックロッドの特徴を最大限引き出すことで、パックロッドの常識を覆したメーカーだと思って下さい。

普通のパックロッドは一本のブランクスを分割してパックロッドにしますが、トランスセンデンスは違います。

それぞれのセクション(分割した1本)毎にカーボンの種類や巻き方を調整しています。

このセクションにはパワーを持たせて、このセクションには繊細さを持たせよう

なんていうぶっ飛んだ事を普通にやっちゃうメーカーさんです。

繊細な竿先で軽いルアーを扱い、強靭なバットで大物の引きを受け止める。

さらに、折れないし持ち運びし易い。

そんな夢のようなロッドばかり作っているメーカーさんです。

ミストラル MISTRAL-XX

私がミストラルを買うに至ったのは、ロックショアのプラッキングゲームができつつ、ボートや陸っぱりでいろいろ楽しめるロッドが欲しかったから。

様々なジャンルの竿を使いながら、理想を探し続けました。

そんな折に出逢ったのがレイトブルーミングです。

小型ルアーをキャストできる怪魚ロッド。

一目惚れです。

それから随分レイブルを使いました。

シーバス、ショアジギング、キス釣り、ぶっ込み釣り

どの釣りも快適でした。

レイブルでショアジギ

それから数年が経った頃、レイブルのスピニング版が発表されました。

それがミストラルです。

迷わず、買いですね。

7パターンのレングス

ミストラルは7種類のレングスを使い分けられる、そのバーサタイル性が最大の特徴になります。

引用:

近距離戦のバース打ちや、ジギングなどの足元の釣りには5.9ft

中距離戦のボートキャスティングや、陸っぱりの中規模河川には、7ft

遠距離戦のショアジギング、プラッキングには、7.5ft

のように、釣種、魚種に合わせて、レングスを選択する事ができるのです。

リールも、PE3を巻いたSW6000番とPE1.5号のC3000番を、ターゲットに合わせて使い分けができるので、更に釣りの幅が広がります。

強靭なバットパワー

ミストラルのバットパワーは、同じジャンルのロッドの中では最強クラスです。

70㎝クラスのシイラでも、まだまだ余裕があります。

グレーのTシャツがミストラルです

10㎏クラスの青物は船なら対応できそうです。

ロックショアだと7〜8kgがギリギリでしょうか?

いや、まだまだイケる。

まだミストラルの本気を試せる魚に出逢って無いので分かりませんが、釣り座次第でギリギリで対応できそうな予感はしています。

キャストウェイト

私はSW6000番のリールにPE3号で釣りをします。

この時に使用するルアーは、15g〜56gです。

56gのダイビングペンシルをキャスト

気持ち良くキャストできるのは、56g程度になりそうです。

60gを超えると、飛距離が落ちてしまいます。

15g程度のミノーも普通にキャスト可能です。

ミドルゲームは、C3000番のリールにPE1.5号をセットします。

この場合、5〜6gのルアーのキャストが可能になります。

強靭なバットパワーを持ちながら、マイクロベイトパターンに対応できるのです。

注意点は、バットパワーにフックが負けてしまうこと。

太軸フックか、シングルフックへの交換が必須です。

ミストラルの弱点

1本でなんでもできてしまうミストラルの弱点は、1本しか無いことです。

何言ってんだ?って感じですよね。

でも、使ってみればわかります。

なんでもできても、1本だけだと1パターンの組み合わせでしか、釣りができません。

ここではこの組み合わせ、ここではこの組み合わせ、のようにいろいろな釣りができる訳では無いのです。

マメに結び直したりできる人なら可能かもしれませんが、釣り場でリールを外したり、リール単体を持ち運ぶリスクを考えると、、、

まあ、やれんことは無いでしょう。

もう一つ、重いこと。

パックロッドの宿命ですね。

重たい分、粘りがある良いロッドなのは確かですが、重いもんは重い。

バランサーを入れて荷重コントロールすることも可能でしょうが、重いもんは重いです。

ですが、体力的な負担があるほどでは無いし、重いからと言って感度が落ちるなんてこともない。

結果的にそこまで困ることはないでしょう。

まとめ

MISTRAL-XXについて紹介しました。

このロッドのバーサタイル性の高さは、ワールドシャウラにも無い特徴になると思います。

不意の大物にも余裕で対応できるパワーを持ちながら、繊細な釣りにも対応できてしまう。

さらにコンパクトに持ち運べるので、遠征には持ってこいのロッドがミストラルです。

購入しようか迷ってる皆様。

1本で7役をこなせるミストラルは、1本買えば7本分の機能を持っているということですになります。

ロッドを7本買うより、圧倒的にコストパフォーマンスが高いので、迷っているなら買うべきでは無いでしょうか?

ミストラルで最高の釣りをお約束します。

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